シポレックスのエコミッション

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原材料の再利用化
ゼロエミッション(廃棄ゼロ・排水ゼロ)

シポレックスでは生産工程内で発生した工程水、端材、切削粉を、ALCの原料として完全再利用することで、
廃棄・排水ゼロのゼロエミッションを達成しています。
また、新築現場からのALC廃材を回収し、工場でALCの原料として再利用しています。
産業廃棄物広域認定制度の認定を環境大臣から受けています。(認定番号第37号、平成16年11月26日認定)

ALC主要原料

アスベストやホルムアルデヒドなど人体に有害とされている物質が一切含まれていない、安全で無機質な原料を使用しています。

珪石

珪石

セメント

セメント

生石灰

生石灰

アルミ粉

アルミ粉

生産時

生産工程内で発生した排水、端材、切削粉を、ALCの原材として再利用しています。
また、高温高圧蒸気窯(オートクレーブ)間での高温高圧蒸気の再利用も行い、熱効率の向上にも努めています。

生産時

建築現場搬入時

新築現場からのALC廃材を回収し、工場でALCの材料として再利用しています。(産業廃棄物広域認定制度)

建築現場搬入時

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カーボンニュートラル(脱炭素化)

世界が目標を掲げ、取り組みを進めている[2050年カーボンニュートラル」について、
シポレックスは、工場ごとにCO2排出量の削減に向けた、さまざまな取り組みを行っています。

三重工場の取り組み

環境負荷の低いLNGを使用

LNG(=Liquefied Natural Gas、液化天然ガス)は、火力発電燃料の中で、燃焼時のCO2排出量が最も少なく、酸性雨や大気汚染の原因とされる NOx(窒素酸化物)、SOx(硫黄酸化物)の発生も抑えられます。また、気体の天然ガスを液化することで、体積を1/600程度にまで縮小でき、輸送や保管を効率よく行うことができます。

三重工場

三重工場

バーチャル・パワー・プラント(VPP)
構築実証事業に参画

VPPとは、太陽光発電や蓄電池、EV車や住宅設備等をまとめて管理し、地域の発電・蓄電・需要を「一つの発電所のように」コントロールする仕組みです。電力エネルギーを安定して供給でき、再生可能エネルギーの導入拡大を促進します。 シポレックスでは、三重工場内に中部電力の太陽光発電設備と蓄電池を設置することで、工場内の電力を賄い、電力供 給ピーク時の電力平準化を担っています。

栃木工場の取り組み

バイオマスボイラーを使用

株式会社那珂川バイオマス社と協業し、本来捨てられてしまう木や、製材 の過程で出た端の部分などをボイラーに燃料転換しています。また、排蒸 気の余熱は農業等に利用されています。

山林が約60%を占める那珂川町。盛んだった林業も、安価な輸入材に押され、 約30年前から衰退傾向に。バイオマスの利用により、農林業の再生、循環型 社会の構築、地域活性化にも貢献。
栃木工場

栃木工場

重油ボイラーの最適化を実現

必要蒸気の60%をバイオマスボイラーへ転換することにより、重油ボイラーを最適化し、効率的な稼働が実現しました。

生産時
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